愛媛県立野村高校の酪農実習生・・ようこそ
22日、愛媛県立野村高校畜産科2年生16名から構成される酪農実習班の歓迎受入式が、役場会議室で行われました。
台風15号で、来町が心配されましたが、全員、 空路・陸路を乗り継いだ10時間の長旅。それにもめげす、元気はつらつと、研修の抱負を述べてくれました。
野村高校の生徒の受け入れは、旧野村町と本町がブナ林を縁とした姉妹提携(平成3年締結)の交流事業の一つで、現西予市との姉妹市町提携が結ばれた以降も、継承されている教育交流です。
生徒の皆さんは、それぞれ、添別、大成、西沢、大谷地、北作開の受入酪農家の皆さんに九日間お世話になります。 酪農という土と草と牛と人の営みに、たくさん、生徒を育てる力・・教育力があるからこそ、学校は、この特色ある研修を継続していると思います。
農畜産物の生産はもとより、環境、教育、文化など、その地域の自然と人の営みによって、育まれてきた農業・農村の多面的な力、それらを、一つだけ抜き出して、そっくり輸入することできません。
TPP、規模拡大によってもたらされるであろう副作用によって、我が国は大切な宝物を失おうとしています。
今後の農政の動向をしっかり、見極め、地に足の着いた地域農政を展開していきたいものです。