地域主権民主党政策懇談会
5日、余市町の水明閣を会場に、民主党道議会議員の皆さんと町村長が、地域が抱える諸課題と道が果たす役割、平成24年度国や道の予算編成についての要望等について、意見交換しました。
黒松内町からは、現在進められている朱太川の治水工事に、引堤や氾濫原の確保など、生物多様性保全を取り入れた工法の導入や、堆肥センターの改修事業に対する国の補助制度の硬直性に対する疑問等、7項目を中心に要望しました。
道政については、原発事故を受けて、ダイナミックにチェンジする好機、経済成長優先主義から脱皮し 循環や生物の多様性等をキーワードにした、道政ビジョン策定を急ぐべし、それによって、エネルギー や農政、土木行政等、多様な分野で劇的な構造転換が行われると私見を述べさせていただきました。
日本の政治風土は、島国文化を引きづり、国地方問わず、政策よりも、政治キャリアと政局が優先さ れる特異な体質です。過去に学び、未来への責任を果たす。国や地域を憂う。これは保守本流の首長 の本懐ではないでしょうか。・・・ふと、そんなことを想うこの頃でした。