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自民党移動政調会と原子力発電について

8日、午後から倶知安の第一会館で開催された平成24年度の予算関連を中心にした自民党移動政調会に参加。宮内蘭越町長から新幹線、高速道路等の整備推進について、要請した後、各町村長から個別地域課題について、要請をしました。
 円高で、外国資本による事業計画の停滞や、外国人観光客の減少対策、日本海の磯焼け対策、原子力災害避難経路の整備等、要請は多岐に渡りましたが、原発の危険性や不安をあおる報道に義憤を感ずる、泊発電所は安全だという意見が出た一方、事故が今だに収束せず、被害が拡大している中で、原発事故は、決して、起きてはならないこと、原子力安全委員会等、国の責任、さらには子々孫々に負の遺産を残さないため、過渡期のエネルギーとして認識し、エネルギー政策を抜本的に見直すぺきという意見も出されました。
 福島原発の事故とその後の放射能拡散は、46億年の地球の生物の進化と多様性の健全性を大きく損なうという、地球規模の人災であり、畏敬すべき自然界への冒涜となりました。
 この結果は、かならず、未来の人類に、牙をむき、悲しい結果をもたらすことが確実視されています。

 私は、腹を切って、責任が取れる事象であれば、そこまでの覚悟と、認めるかもしれませんが、原発事故は、時の政治家も、官僚も、学者も、まして、一自治体の首長が、責任をとれるものではないということが証明されました。このような、まったく、人知の及ばない領域の問題について、知事や首長に、あたかも判断できるような幻想を与え、発言権を付与すること自体が、間違っています。
 私も、一応、科学技術の一部をかじってきましたが自然界のことは、私たちは、解っていないことの方が、圧倒的に多いのです。 地球は生命体、ガイアであることを、改めて認識すると、何がだめなのか・・が見えると思うのですが・・・これからも、原子力発電については、私見を述べていきたいと思います。 

事故が収束しない